セローの純正シート高は830mmで、オフロードバイクとしては低めの設定です。現在の他社オフロードバイクの低めシートの標準が830mmに設定されてきて、セローの生産終了に合わせて寄せてきたという感じでしょうか。我がセローは「ローダウンリンクキット」導入とフロントフォークを10mm突き出しで30mm程度のローダウンとなってます。 ・・・が、身長は164cmで踵べったりとはいかず。初心者ゆえ、ちょっと厳しめの林道に行くと、もう少し足つきをよくしたい・・・。
そこで、シートのアンコ抜きに挑戦することに。ただ将来的に元に戻すことも考慮(失敗も想定して)純正シートをヤフオクで手に入れました(新車外しで11,800円、送料2,398円)。もちろんアンコ抜きトライは古いシートで(笑)。
作業手順は以下となります。
①シートを外す
②シートカバーを外す。カバーはシート裏でホッチキスの大きいやつでとめられているので
ペンチやマイナスドライバーを使ってで抜きます。
③大体の削るイメージをマジックで書く(最後は触った感じで適当に削ることになる・・・)。
④電動ドリル+回転やすり(百均)で削っていく。
カッターではガタガタになる、手動やすりでは時間がかかる、電動グラインダでは
削れすぎる感じとなり、お手頃なのが電動ドリル+回転やすり(百均)の組合せ。
⑤シートを戻し、跨ってみて高さを確認するの繰り返し。
⑥シートカバーをタッカー(6mm高さ)で止めていく。
当初の予定より結構削って形状は2段シートっぽく。おおよそ3cmぐらいは落ちたはず、これで両足踵がほぼべったりです。足つきがよくなり、傾斜地や林道での安心感がアップした気が・・・ 乗り心地はあまり変わった感じはしません。長距離ツーリングには行かないので多分大丈夫でしょう。
ついでに紹介しておくと、セローのシート脱着はシート前方のフックをひっかけて、後方のシート裏からボルト2本で固定するようになってますす。ボルトをノブ付きのものに変えることでシートの取り外しが楽にできるようになります。
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