中古でバイクを購入したときには純正タイヤ(ブリヂストン:TRAIL WING TW301/TW302)がフロント9部山、リア7部山の状態でした。約1年で3000km走行したタイヤのビフォーアフターが以下となります。セロー250はフロントはチューブ、リアはチューブレスタイヤとなります。もう少し頑張れそうな気もしますがひび割れが見られることと、次期タイヤを購入済みなので組み替えたいと思います。
今回交換するのはセロー界隈で非常に評価の高い、IRC(井上ゴム)の TRIAL WINNER TR-011 TOURIST です。公道が走行可能なトライアルタイヤという位置づけで、ブロックも非常に柔らかく指で押すと簡単に変形します(車のスタッドレスタイヤに近い感じ)。空気圧を下げることによって無敵の威力を発揮するといううわさです。空気圧については諸説あるようですが、舗装路で0.7kg/cm2 程度(入れすぎると逆にフニャフニャするらしい)、林道・ガレ場では0.5kg/cm2 程度にする人が多いようです。前輪はチューブタイヤなので0.7kg/cm2 以下にする場合はビードストッパーを取り付けた方が安心。後輪はチューブレスタイヤなので基本的にはストッパーなしで大丈夫そうです。
基本的に純正からポン付けできますが、幅はフロント・リア共に細くなり、リアは外径が20~30mmほど大きくなるので泥除けギリギリになるとのこと。私の場合、ドライブスプロケットを15丁から13丁に交換しているので干渉は問題ありませんでした。
フロントタイヤ
フロントはツーリストである必要はないという意見もあるようです。
リアタイヤ
リアは圧倒的な性能。ただしマッドな環境で溝が詰まる状況では厳しいらしいです。そんな日には行きませんが。
その他にタイヤ交換に使った工具類を載せておきます。
・フロントタイヤ用チューブ
上の写真はHEAVYですが、HEAVYチューブは空気圧を下げた時に回転方向に動きやすいとの情報があり、普通のチューブを装着しました。
・リムバンド(フロントチューブタイヤ用)
・トルクレンチ(今回の使用場所:前後アクスルシャフト締付け85Nm、ブレーキキャリパー締付け32Nm)
・ロングスピンナーハンドル(2本あるとアクスルシャフトが苦も無く緩みます)
・タイヤレバー
プロテクターは途中で面倒臭くなって使いませんでした。レバーに布テープでもいいらしい。
・チューブレスバルブ(リアタイヤ用)
・エアバルブマッドガード
バルブ固定のナットを使わずフリーにする場合の粉塵侵入防止用。
・タイヤバルブ装着ツール
リアタイヤのバルブ装着時にこれを使います。旧バルブを外すときはぶった切って外します。
・虫回しドライバー
空気を抜く時、ビードを上げる時は虫を外します。
・ビードホルダー
1つあると作業が捗ります。
・エアコンプレッサー
静穏タイプなので住宅地でも許容できるレベル。容量が小さいのでビード上げやエア拭きには足りない。
・エアーコンプレッサー用 補助タンク
エアー拭きやビード上げにはコンプレッサーのタンク容量が心元ないので、補助タンクを導入しました。最初から大きい容量にすればよかったですが・・・ 「TrueTools」さんのサブタンクがなくなっているようなので、安価でよさそうな「ミナト」さんのものをあげておきます。
・ビードブレーカー
これがあるなしでは雲泥の差が・・・使用頻度は少ないですが、無いと途方にくれると思われます。
・ビードクリーム
一生分の分量確保。
ホイールを載せる木枠はあると便利です。DIYで2x4材で作りました。1本の長さ45cm。
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